書式スタイルは重要!

職務経歴書を作成する上で書式スタイルはとても重要なことです。

1つは編年体という書き方です。編年体は自身の経歴を年代順に書いていくというスタイルです。これは転職したことがない人や2社目に勤めたときが短期間の人におすすめです。最初に勤務した会社から順番に経験を書いていきますが、キャリアが一貫している人が多い日本においては非常にメジャーな書き方です。ただし、職歴にブランクがある場合にはそれがはっきりとわかってしまうというデメリットもありますし、直近の経歴だけを見たいときにはわかりにくいです。しかしながら、創業してから長い年数が経っている企業は保守的な傾向が強いので、変わった書式スタイルを嫌う傾向があって、この書式がおすすめです。

もう1つはキャリア式と呼ばれる書式スタイルです。これは転職回数が多い人やブランクを目立たせたくない人におすすめです。経歴を時系列に書くのではなくて、職歴を越えてアピールしたい仕事内容ごとにまとめるというものです。1社目と3社目で営業をして、2社目と5社目に事務職を経験した場合には、営業経験をアピールしたいなら1社目と4社目で何をしたかを中心に書いていきます。ベンチャー企業や外資系企業に好まれる書き方です。ただし、職歴のブランクや転職回数が多いことを誤魔化そうとしていると思う採用担当者もいます。そういう場合は面接でしっかりと対策できるようにしておきましょう。